はじめまして、傘メーカーの三国です
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9月に入りましたが、駅のホームにはまだ夏の空気が残っています。
朝は少しだけ秋らしくなったように感じても、日中は「やっぱり暑い」と思い直す。季節の変わり目は、なかなか一度では決まりません。
さて、このブログは今回で2回目です。
これからMKNのブログを、毎週土曜日に1本、更新していきます。
「週に1本」と書くと短いのですが、カレンダーに一年分並べてみると、なかなか立派な列になります。少し背筋が伸びますが、それ以上に楽しみでもあります。
本格的な更新を始めるにあたり、今回はあらためて、株式会社三国とこのブログについて自己紹介をさせてください。
1951年から傘を扱っています
株式会社三国は、1951年創業の傘メーカーです。
大阪で70年以上、洋傘を中心に、雨具や服飾雑貨などの企画・製造・販売に携わってきました。MKNは、そんな三国が展開しているオリジナルブランドのひとつです。
傘は、形だけを見ると昔からそれほど変わっていないようにも見えます。
けれど、生地や骨、機能、持ち歩き方、選ばれる色や柄は、暮らしに合わせて少しずつ変わっています。長く傘を扱ってきた会社だからこそ分かることもあれば、今になって初めて気づくこともあります。
このブログでは、その両方を書いていけたらと思っています。
メーカーとして、初めて小売りを始めます
2026年8月29日、MKNの公式オンラインストアがオープンしました。
三国にとって初めての公式オンラインショップであり、メーカーである私たちが自ら小売りを行う、初めての場所です。
これまで三国は、傘メーカーとして商品を企画し、つくり、取引先を通じて皆さまのもとへ届けてきました。オンラインショップでは、商品の色や柄、細かな部分まで直接ご紹介し、その場で選んでいただけます。
まだオープンして一週間ほど。正直に言えば、少し興奮しながら、同じくらい緊張もしています。
つくった傘がどのように店頭へ並ぶかを考えることと、自分たちの店で、お客様にどう見ていただくかを考えること。似ているようで、やはり少し違います。
そして何より大きいのは、初めてお客様と直接つながることです。
どの商品が気になったのか。どんな柄を選んだのか。商品について、どこをもっと知りたいと思ったのか。オンラインショップを通じて、これまでより近い距離でお客様の声を受け取れるようになります。
長く傘をつくってきた会社に、新しい入口がひとつできた。1951年と2026年が、同じ看板の下に並んでいるようで、少し不思議です。
ただ、オンラインショップができたからといって、このブログで毎回商品をおすすめするつもりはありません。
商品のことを書く日もあれば、傘の骨や生地のことを書く日もあります。雨の日の通勤、季節の変化、街で見かけた色のことなど、傘から少し離れた話もする予定です。
毎週ひとつ、傘の話を
傘は、使うときには身近なのに、使わない日はほとんど意識されない道具です。
持ち手にもいろいろな形があること。よく似た黒い傘にも、それぞれ違いがあること。生地や骨の選び方で、持ったときの印象が変わること。
メーカーの中では当たり前になっていることも、お客様に直接お伝えすることで、あらためて面白さに気づけるかもしれません。このブログも、その小さな接点のひとつにしたいと考えています。
毎週きちんと役に立つ話を書こうとすると、少し力が入りすぎるかもしれません。
ですから、ひとつの記事に、ひとつの話。
土曜日にふと思い出して、気軽に読んでいただける場所を目指します。
傘について少し詳しくなる週もあれば、季節を少し感じる週もある。読み終えたあと、MKNや三国のことをほんの少し身近に感じていただけたらうれしいです。
これから毎週土曜日、どうぞよろしくお願いします。