9月の終わり、傘にも秋の柄を。MKN「fall season」

9月の終わり、傘にも秋の柄を。MKN「fall season」

9月も、いよいよ終わりに近づきました。

昼間にはまだ暑さが残るものの、朝夕の空気や店先に並ぶ色には、少しずつ秋が混ざり始めています。服を一度に入れ替えるほどではなくても、選ぶ色が少し深くなる。季節の変化は、案外そういう小さなところから始まるのかもしれません。

傘は、雨が降るかどうかで選ぶ道具です。けれど、毎日持ち歩くものなら、柄で季節を選んでみるのも悪くありません。

今回は、ケイトウの花から秋の森を描いた、MKNの雨傘シリーズ「fall season(フォールシーズン)」をご紹介します。

ケイトウの花から生まれた、秋の森

「fall season」のモチーフは、ケイトウの花です。

ケイトウは、ふっくらとした独特の花の形と、赤や黄色の深い色合いが印象的な植物です。その花と葉を傘の生地に並べ、秋の森のような柄に仕上げています。

赤い生地に黄色いケイトウと緑の葉を描いたMKN「fall season」の長傘

ベージュは、やわらかな地色に赤い花と緑の葉が映える配色。レッドは、生地そのものが秋の景色の一部になったような、はっきりとした色合いです。

どちらも遠くから見ると、落ち着いた植物柄に見えます。少し近づくと、花の形や葉の重なりが見えてくる。花柄ではありますが、甘さよりも季節の色が先に目に入るので、大人の服にも合わせやすい印象です。

秋の景色をそのまま持ち歩くのは難しいですが、傘一本分くらいなら何とかなります。

閉じたときにも、小さな花

このシリーズは、傘を開いたときの柄だけでなく、閉じたときにも花が残ります。

木製の手元と刺繍入りネームバンドが見える、ベージュとレッドの「fall season」長傘

傘を留めるネームバンドには、金糸で花のモチーフを刺繍。ホックボタンも花の形です。ベージュの傘には赤、レッドの傘にはネイビーの生地が使われ、全体の中で小さな差し色になっています。

雨の中では、まず傘全体の柄が見えます。建物に入り、傘を閉じると、今度は刺繍やボタンが見える。使っている途中で、見る場所が入れ替わるデザインです。

長傘には木製の手元が使われています。植物の柄と木の質感が並ぶことで、手元まで含めて落ち着いた雰囲気にまとまっています。

花は生地の上だけにいると思っていると、ネームバンドにも、ホックにもいる。花の確認作業が、少し長くなります。

長傘、折りたたみ傘、さらに小さな折りたたみ傘

「fall season」は、暮らしに合わせて三つのタイプから選べます。

親骨60cmのジャンプ長傘は、使用時の直径が約100cm。ワンタッチで開ける雨傘で、重量は約345gです。

親骨55cmの耐風折りたたみ傘は、収納時約24.5cm、重量約200g。木製の手元と、指を挟みにくいボタン式の安全ろくろが付いています。

さらに、親骨50cmの軽量コンパクト折りたたみ雨傘は、重量約130g。収納時は約22.5cm(手元を除く)で、傘袋は小さなトートバッグとして使える形です。袋にも花の織りネームと花型のホックが付き、収納したあともシリーズの柄が続きます。

大きさや持ち方は違っても、ケイトウの柄と細部の花は共通です。しっかり差したい日、バッグに入れておきたい日、なるべく軽く持ちたい日。選び方は、秋の過ごし方によって変わります。

雨の日に、少しだけ季節を持つ

季節の柄というと、使える時期が短いように感じることがあります。

けれど、秋らしい色は、季節が少し進んでも意外と長く使えます。落ち着いた植物柄なら、服装の色が深くなる時期にも自然になじみます。

傘は、空模様に合わせて持ち出すものです。そこに、その日の服や気分で選ぶ楽しさが少し加わると、雨の日の支度もわずかに変わります。

次に「fall season」を見かけたときは、開いた傘の秋の森を眺めたあと、閉じた傘のネームバンドも見てみてください。

金色の小さな花が、そこにも残っています。

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